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Merck

SPMEの構成


SPMEの構成

SPME は下記の図に示す様にホルダーとファイバーアセンブリーから構成されています。ホルダーはコーティングされたファイバーの保護と、試料の吸着/脱離の為のファイバーの露出をコントロールします。初めてご使用の際は、ホルダーとファイバーアセンブリーの両方をご注文ください。また、用途にあったホルダーを選択してください。

SPME構成

SPMEホルダー

SPME ホルダーには手動(マニュアル)用の1種類とオートサンプラー用の2種類があります。

  • マニュアル用ホルダー
    抽出及びGC への注入操作を手動で行う為のホルダーです。バネの付いたマニュアル用SPMEファイバーアセンブリーを取付け使用します。
  • CTC Combi PAL オートサンプラー用ホルダー
    CTC Combi PAL オートサンプラーに用いるホルダーで、バネの付いていないオートサンプラー用SPMEファイバーアセンブリーを取付け使用します。
  • Varian GC オートサンプラー用ホルダー(HPLC 兼用)
    CTC Combi PAL オートサンプラーに用いるホルダーで、バネの付いていないオートサンプラー用SPMEファイバーアセンブリーを取付け使用します。
SPMEホルダー

SPMEファイバーアセンブリー

SPME ファイバーアセンブリーには7 種類のコーティング相、2 種類のファイバー長さ(1cm と2cm)、2 種類のニードル径(23 ゲージ、24 ゲージ)、マニュアル用とオートサンプラー用、及びファイバーコアーの違い(フューズドシリカ、StableFlex、Metal alloy)があります。目的に応じたSPME ファイバーアセンブリーを選択して下さい。

コーティング相の種類と断面図

ファイバーのコーティング相には単層のPDMS(7um,30um,100um)、Polyacrylate、PEGと、積層のDVB/PDMS、Carboxen/PDMS、DVB/Carboxen/PDMSがあります。

コーティング相の種類と断面図

SPME ファイバーの種類と用途等

SPME ファイバーの識別方法

  • ホルダーの識別: バネのあるのがマニュアルホルダー用です。バネ無しがオートサンプラー用です。
  • ゲージ(針径)の識別: 真鍮部がノッチ型(溝あり)は、23 ゲージ針です。
  • ファイバー種の識別: ブラスチック部のハブ色と形状を下記表に照らし合し判別します。

真鍮部が円筒型; 24 ゲージ(0.57mm φ針外形)

SPMEファイバー

真鍮部がノッチ型; 23 ゲージ(0.65mm φ針外形)

SPME ファイバーの一覧(ファイバーKitは別表)

SPMEマニュアルホルダー用ファイバーアッセンブリー(スプリング付き)

SPMEオートサンプラー用ファイバーアッセンブリー(スプリングなし)

SPMEファイバーKit一覧


SPME用セプタム

LB-2セプタム

LB-2セプタム

サーモグリーンLB-2セプタム モールドタイプ  インジェクションホール付き

島津GC注入口用プラグ型 サーモグリーンLB-2セプタム

Merlinセプタム

Merlinセプタム

Merlin 社製高圧用マイクロシールセプタム  アジレント 5800、5900、6890用


SPME用GCインレットライナー


バイアル

SPMEオートサンプラー用バイアル
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