コンテンツへスキップ
Merck
ホーム1分子カウント(SMC®)技術高感度バイオマーカー検出プラットフォームにより加速する医薬品開発研究

高感度バイオマーカー検出プラットフォームにより加速する医薬品開発研究

医薬品開発研究には、多大な時間とリソースの投資が必要です。1分子カウント(SMC™)技術のような高感度バイオマーカー検出プラットフォームを用いて医薬品開発研究プログラムを加速できます。 

医薬品開発研究パイプライン

医薬品開発研究プログラムは、医薬品候補が市場に出るまでに、複数のステージを経ねばならないため、長い年月がかかります。また、薬物動態(PK)、薬力学(PD)、および免疫原性試験で薬物を評価することも必要です。典型的なタイムラインを図1に示します。

典型的な医薬品開発研究プログラムのタイムライン。前臨床試験から第III相まではPK/PDおよび免疫原性試験が重要であり、承認後は免疫原性試験と継続的な医薬品安全性監視が行われる

図1.典型的な医薬品開発研究プログラムのタイムライン。前臨床試験から第III相まではPK/PDおよび免疫原性試験が重要であり、承認後は免疫原性試験と継続的な医薬品安全性監視が行われる

図1に示すように、創薬のステージとしては、探索、前臨床試験、臨床開発/第I相、第II相、第III相、承認、上市があります。各ステージにおける検討事項の例を以下に示します:

探索

  • ターゲットの同定
  • 受容体結合
  • 占有率
  • ターゲット上の滞留時間
  • 薬物ターゲット

前臨床試験

  • 作用機序の証明
  • 種差
  • PK/PD
  • 吸収、分布、代謝、排泄(ADME)
  • 安全性/毒性
  • 投与量の範囲
  • ドラッグデリバリー(薬物送達)
  • 有効性
  • 臨床バリデーション

臨床開発/第I相~第III相

  • 第0相マイクロドーズ
  • 第I~III相試験
  • 有効性
  • 安全性
  • ヒトPK
  • 投与量選択
  • バイオアベイラビリティ

承認/上市

  • 第IV相
  • 安全性
  • 有効性
  • 診断
  • 病期分類
  • 治療計画・モニタリング
  • 予後
  • 市販後調査
  • 継続的な医薬品安全性監視

PK/PDおよび免疫原性試験は、医薬品候補を徹底的に評価するためにほとんどのステージで重要です。

PK/PD試験

PK/PD試験によって、薬物が体内でどのように作用するかを調べます。PKとPDの違いを表1および図2に示します。

薬物動態と薬力学による薬物およびエフェクター反応

図2.薬物動態と薬力学による薬物およびエフェクター反応

PK/PD試験の最終目標は、適切な患者に適切な用量を投与することです。高感度検出プラットフォームによる完全なPK/PDプロファイリングについての詳細はこちら

免疫原性試験

免疫原性試験では、投与されたバイオ医薬品に対する免疫応答を評価します。免疫原性試験には抗薬物抗体(ADA)と中和抗体(NAb)の検出が含まれます。免疫原性試験は、有効性、治療成績、および過敏症、輸液反応、アナフィラキシーなどの副作用の指標となることで、薬物が承認を受けられるかどうかを判断するうえで役立ちます。免疫原性試験を行うことで、薬物の失敗率を低下させ、時間と費用を節約できます。

免疫原性に関する詳細と高感度検出プラットフォームを用いた免疫原性試験はこちら

医薬品開発研究のための高感度検出プラットフォーム

高感度イムノアッセイ検出技術により、医薬品開発研究プログラムを加速できます。1分子カウント(SMC™)技術は、医薬品開発研究プログラムのニーズに応えるために設計されました。

例えば、以下のような特徴があります:

  • 高感度プラットフォーム
  • 迅速なサンプル測定時間
  • 流路を使用しないシンプルな設計
  • 低メンテナンス
  • 自動システム自己診断機能 (ASSIST)
  • オートメーション対応
  • 業界最高水準のダイナミックレンジ(4~5 log)
  • 統合データ解析ソフトウェア
  • LIMSへ簡単にエクスポート
  • 21 CFR Part11準拠ソフトウェア
  • IQ/OQ/PQバリデーションサービス
  • 研究目的での使用に限定されます。診断目的では使用しないでください。

医薬品開発研究で使用されているSMC™技術のケーススタディについては、以下のウェビナーをご覧ください。

ログインして続行

続きを確認するには、ログインするか、新規登録が必要です。

アカウントをお持ちではありませんか?