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ホーム廃水・工程用水の検査分析法:水・廃水中の尿素、酵素的定量

分析法:水・廃水中の尿素、酵素的定量

尿素の切断後のインドフェノールブルー法による光度測定

装置および試薬:

(173016)  Spectroquant® VIS Spectrophotometer Prove 100または
(173017)  Spectroquant® UV/VIS Spectrophotometer Prove 300または
(173018)  Spectroquant® UV/VIS Spectrophotometer Prove 600または
(109751)  Spectroquant® Photometer NOVA 60
(114544)  Spectroquant®アンモニウムセルテスト
106578)リン酸三ナトリウム・十二水和物
106346)リン酸二水素ナトリウム・一水和物
108418)Titriplex® III
116754)水
116493)ウレアーゼ

廃水処理場

試薬1:
1.5 gのリン酸三ナトリウム・十二水和物、0.5 gのリン酸二水素ナトリウム・一水和物、および
1.5 gのTitriplex® IIIを、100 mLの水に溶かします。

試薬2:
ウレアーゼ

反応:
ウレアーゼは尿素からアンモニウムを放出させます。アンモニウムはインドフェノールブルー法に従って測光法で測定できます。試料中にアンモニウムが存在する場合、総和測定とアンモニウム濃度の測定を使用して尿素濃度を計算できます。

測定範囲:
0.5~25.0 mg/L尿素(690 nmおよび16 mm丸型セルの使用時)

分析:
5.0 mLの試料溶液に、試薬1を2滴および試薬2を1滴添加してから混合し、5分間放置します。Spectroquant®アンモニウムセルテストによってアンモニウムを定量するために、この溶液を0.50 mL取り出します。

光度計Spectroquant® NOVA 60、Pharo 100、およびPharo 300をプログラミングするためのパラメータリスト


光度計Spectroquant® Prove 100、Prove 300およびProve 600をプログラミングするためのパラメータリスト


装置のメモリに測定方法をプログラミングせずに光度計を使用して吸光度値を測定する場合の計算:

尿素とアンモニウムの識別

A. 試薬1および2を添加せずにアンモニウム濃度を測定:測定値A(単位:mg/L NH4+)(Spectroquant®アンモニウムセルテストの測定方法を使用)
測定値A(単位:mg/L NH4
 
B. 試薬1および2の添加後にアンモニウム+尿素の総和を測定:測定値B(単位:mg/L NH4+)(光度計NOVA 60、ProveおよびPharo装置をプログラミングするためのパラメータリストを使用)
測定値B(単位:mg/L尿素)
 
C. 尿素濃度の計算:
尿素濃度(単位:mg/L尿素)= B - (A x 1.66)

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